電球を買い替える
電球を買い替える際の注意点
自分で電球を換える際には、基本的に古い電球を外して新しい電球をつけるだけなので、それほど難しくはありません。ただ、買い替える電球の選び方にはいくつか注意が必要な面もあります。
ここでは、電球を買い替える際の注意点を解説します。
口金サイズを確認する
口金とは、電球の根元にある金属部分を指し、電球をしっかりと固定し、電気を受け取る役割を持っています。口金のサイズが合わないと正しく接続できないため、購入前に確認しておくことが大切です。
日本で家庭用照明として一般的に用いられるのは、「E26」と呼ばれるサイズです。ほかにも、シャンデリアなどで使われる「E17」サイズも広く普及しています。
ワット数を確認する
電気代を気にする人は、ワット数(W)を意識しておくことも大切です。一般的には大きなワット数のほうが消費電力も大きく、光量も増えます。
注意したい点として、照明器具ごとに指定されたワット数を超える電球をつけると、電球が破裂したり熱で溶けてしまったりする可能性があります。
そのため、電球の設置箇所に記載された定格消費電力をきちんと確認して、必ずそれ以下のものを選ぶようにしましょう。
使っていた電球を電気店に持っていくのもひとつの方法
買い間違いを防ぐためには、使っていた電球を家電量販店などに持っていき、同じものを探すようにすると安心です。
また、取り外した電球を手元に置いて、同じ形状やワット数のものをインターネットなどで取り寄せるといった方法もあります。
LEDの特徴を押さえておく
LEDは白熱電球に比べて寿命が長く、少ない消費電力でも明るさを保てるのが特徴です。そのため、交換回数が少なくて済み、電気代も通常より安くなるというメリットがあります。
一方、LED自体の価格は高いので、購入時には長く使うことを想定して慎重に色や明るさを見極めることが大切です。また、水や熱には弱いので、防水加工されたものでなければ、お風呂場や洗面台などでは使わないのが無難です。