Customer Insights Touchpoint イベント一覧
最終更新日：2020年7月24日
対象製品：MindTouch（現行）｜必要な権限：管理者
概要
Customer Insights Touchpoint（ユーザーアクティビティウィジェット）は、ユーザーの検索・閲覧履歴の可視化を可能にするウィジェットです。このウィジェットでは、JavaScript イベントリスナーを利用して、読み込み状態や検索トークンの操作を行うことができます。
イベント一覧
1. mindtouch-web-widget:user-activity:ready
概要： ユーザーアクティビティウィジェットが生成された時点でトリガーされるイベントです。
イベントデータ：
| プロパティ名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
embedId |
string | ウィジェットを識別するID |
document.addEventListener('mindtouch-web-widget:user-activity:ready', ({ data }) => { const embedId = data.embedId; });
2. mindtouch-web-widget:user-activity:loaded
概要： ウィジェットが読み込まれた時点でトリガーされます。
ウィジェット本体（widget オブジェクト）にアクセス可能になります。
イベントデータ：
| プロパティ名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
embedId |
string | ウィジェットID |
widget.userActivityToken |
string | 検索に使用するトークン |
document.addEventListener('mindtouch-web-widget:user-activity:loaded', ({ data }) => { const embedId = data.embedId; // ウィジェット操作インターフェース const widget = data.widget; });
プロパティ仕様
embedId
-
ウィジェットの一意な識別子
-
すべてのイベントで共通して提供されます
userActivityToken
-
ユーザーアクティビティの検索に使用されるトークン
-
widget.userActivityTokenとして JavaScript 経由でアクセス／設定可能 -
または、以下のように HTML の
scriptタグでdata-user-activity-token属性を使って設定可能
JavaScript による設定例：
document.addEventListener('mindtouch-web-widget:user-activity:loaded', ({ data }) => { const widget = data.widget; // トークンを設定 widget.userActivityToken = '{example-token}'; // 現在のトークンを取得 const currentToken = widget.userActivityToken; });
HTML による設定例：
<script async="async" src="https://success.mindtouch.com/@embed/{guid}.js"></script> <script type="mindtouch/embed" id="mindtouch-embed-{guid}" data-user-activity-token="{example-token}"></script>
備考
-
userActivityTokenを変更することで、表示されるアクティビティ履歴を動的に切り替えることが可能です。 -
ユーザーごとの検索・閲覧履歴の可視化やカスタマーサポート向けの統合に活用できます。